重いアトピー性皮膚炎をともなう免疫不全症「高IgE症候群」の原因を発見

重症アトピー治療に応用も可能か?…免疫難病の原因遺伝子が発見された

先日のニュースで重いトピー性皮膚炎をともなう免疫不全症「高IgE症候群」 の原因が、見えてきたようだ。やっとアトピーの患者さんにも光明がみえてきたのか?

詳しい情報を見てみよう

東京医科歯科大の峯岸克行准教授らの研究グループが、重いアトピー性皮膚炎を伴う免疫不全症「高IgE症候群」の原因とみられる遺伝子を、突き止め、5日付の英科学誌ネイチャーオンライン版に発表され、同症候群の遺伝子治療の可能性や、アトピー性皮膚炎の新治療法開発への応用が待ち望まれる事となった

重いアトピー性皮膚炎を伴う免疫不全症「高IgE症候群」は、アレルギー反応を起こすIgE抗体の値が異常に高く、重いアレルギー症状と、免疫不全による肺炎などを同時に起こす難病といわれ、長い間多くの学者に研究されていたが原因はわかっていなかった。

今回東京医科歯科大の峯岸克行准教授らの研究グループは、国内の他の4大学やベオグラード大などとの共同研究により、同症候群の患者15人の遺伝子を検査。その結果、8人(7〜31歳)で、細胞内のさまざまな情報伝達にかかわる「STAT3」という遺伝子に変異があり、正常の4分の1しか機能していないことを解明し、これにより患者の両親や兄弟姉妹には変異がなく、遺伝ではなく突然変異であることも解明した。

峯岸准教授は「発症のメカニズムは分かっていないが、STAT3の異常が同症候群を引き起こすと考えられる。その機能を高める薬など、重症アトピーの新治療法につながる可能性がある」と話されているそうだ

参照:フジサンケイビジネス

遺伝子レベルの発見との事、原因は遺伝ではなく遺伝子の突然変異で起こっていることも、「高IgE症候群」が遺伝するのでは?と悩むことはこれでなくなったのだろうか?

edit