ストレスが皮膚疾患の原因に

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ストレスが引き金となって皮膚疾患になったり、症状が悪化することがあるそうです。

ストレスがかかったとき、つい触ったり掻いたりしてしまうことによって皮膚が傷つき、
湿疹ができたり、アトピー性皮膚炎の方では、掻くことによって症状がいっそう悪化す
る場合もあるようです。

小林皮膚科医院(東京都荒川区)の小林美咲院長は「皮膚は直接手で触れることが
できる器官。精神的なストレスがかかった時、つい触ったりかいたりしてしまう。かくと
皮膚に傷がついて湿疹ができたり、ひどくなったりする」と話す。
皮膚感覚は心理状態と密接に関係している。かゆいところを掻いて気持ちよく感じた
経験は誰にでもあり、これが習慣になってやめられなくなる。湿疹などの炎症がなく
ても、掻くことで皮膚の中にある肥満細胞を刺激し、かゆみの神経を刺激する伝達物
質のヒスタミンを放出させる。そこでかゆみが生まれたり、掻くことで皮膚の構造を壊
したりするため、それを修復しようとリンパ球や白血球などが表面に集まって炎症に
つながるという。

このかく行動(掻破行動)によって悪化する皮膚疾患として、アトピー性皮膚炎、にきび、
急性湿疹、脂漏性皮膚炎などがある。
小林院長は「ストレス→掻破→皮膚疾患の悪化という悪循環を改善することが大切。
かいてしまう癖があると思ったら、『かゆみは心のかゆみかもしれない』と自分を見つ
めてほしい」と話す。

東京女子医大の川島眞教授(皮膚科学)も「衝動買い、やけ食い、やけ酒と同じように、
皮膚をかく、触る、むくといった行動がストレスをいやす方法の一つになっている場合
がある」と指摘する。「皮膚疾患を何でもストレスのせいにするのはよくないが、アトピー
性皮膚炎やにきびの悪化はストレスとの関連が明らかだ」と話す。「皮膚を触っているこ
とに気づいたら、手を組んで足の間に挟んで息をはく。気づいたらやめる ことを繰り返
すことが大切」と説明する。
完ぺき主義をやめると気分が楽になるそうである。

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